STEP2 会社の大枠を固める
会社の基本事項を決定する

会社設立は、「小さな決断」の積み重ねで完成します
どの決断にも経営者としての意志をこめ、最善・最適の選択を心掛けます

「決めなくてはいけないこと」をリストアップし、設立準備作業を整理する

会社設立の第1ステップでは、会社の名称、資本金、決算期などの基本事項をひとつひとつ決定していきます。
決定項目は以下のリストのとおりです。
これらを元に定款を作成し、最終的には定款に記載されて登記により公開されます。

発起人 資本金の出資・定款の作成など会社の設立手続きを行う人を決める(1名以上)
商号 会社の名称
本店所在地 設立登記までに事務所を決定する
事業目的 開業時の業務だけでなく将来的に行いたい業務も
資本金の額 1円以上。1株あたりの発行価額×設立時発行株数
発行可能株式総数 会社として発行できる株式の総数
株式発行価額 1株あたりの株式の価額
設立時発行株式数 設立時に発行する株数
決算期 決算月を決める
決算公告の方法 官報、日刊新聞紙、電子公告から選択する

このリストには「機関設計」と「役員の選任」が含まれていません。
これらは「取締役の人数を何名にするか」など、会社の意思決定の仕組み作りと密接に関わる重要な問題ですので、別項で詳しくご説明しています。

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